観葉植物として一般的に出回っているアスパラガスの仲間は、柔らかい緑のふわふわした感じのものが多いですが、
これは、茎が木化、低木状になります。 どう見ても「細い葉」という感じですが、実は、アスパラガスの仲間は、葉が退化してしまって鱗片状になって茎にくっついているのです。 つまり、葉に見えるところは、「茎」が細かく枝分かれしているもので、この部分で光合成をしていることから、偽葉・仮葉・葉状茎・葉状枝などと呼ばれます。 (朝日百科・植物の世界より) ということで、これは、葉の先端に花?ではなく、ちゃんと茎の先に花が咲いていることになります。 因みに、私たちが野菜として食べているアスパラガスは、「アスパラガス・オフィキナリス・アルティリス」というものの、若い茎の部分です。 温室内で見られる葉状茎に、同じく中央ヤシ室の 「ルスクス・ヒポグロッスム」と 多肉植物室の「ボーウィエア・ウォルビリス 」があります。 それぞれがユニークな植物です。 |