最近は、和名インドソケイより、プルメリアの方が有名になりましたね。 花もちがよく、香りもいいので、ハワイでは「レイ」に使われています。 でも、東南アジアでは、葬儀用で、祝い事には用いません。 「印度素馨」難しい字をあてていますね。インドがついていますが、熱帯アメリカが原産で、最初の栽培地がインドであっただけ、ソケイは、モクセイ科のジャスミンの仲間なので、これも関係がないので、今では、この和名は属名の「プルメリア」に変わって流通しています。 白や赤・黄色の花もあります。 花をよく見ると、他の花に見られるシベの類がまったく見えませんね。 シベのない花・・・? 花弁の退化した植物は、いろいろありますが(例えば 「ブーゲンビレア」 )、シベが無かったら、子孫を残すことが出来ないので、 そんな花はないですね。 シダのように、胞子で増えるという植物もあるにはありますが・・・ 落ちていた花を、開いてみました。 しっかり合着した花弁の奥の奥に、それらしきものがありました。 大きめの花なのに、なんとシベの短いこと。オシベは3−4ミリ、緑色のメシベの柱頭は、ほとんど点でしかありません。
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