サンギャラリーの天井は、フランスの航海者ブーゲンビルの名前からなる、とてもカラフルなブーゲンビレアの花で覆われています。
色のついた花びらのような部分は、「苞=ほう」といい,葉が変色したものです。 葉である証拠に、ピンクの部分をよく見ると、ちゃんと葉脈があります。 間から顔を覗かせている白いラッパ形のものが花・・と言っても植物学上は「萼=ガク」。 花弁は退化してしまったそうです。 この白い萼は、1枚の苞に1個ずつ付いていて、3個が一組になっています。 で、この萼を大きくイメージを膨らますと、夏から秋にかけて咲く「オシロイバナ」の形になるのです。 ブーゲンビレアとオシロイバナは実は親戚だったのです。 ハワイアン室には、葉に斑が入る「フイリブーゲンビレア」 もあります。 華やかな色に目が行ってしまうので、ブーゲンビレアの葉っぱってどんな形?と言われると、ウッ、と詰まってしまいそうですが。 色のつく部分より、やや大きめです。そして、きれいな○○には刺がある、は、バラのことですが、このきれいなブーゲンビレアにも、刺が隠されています。 |