「ネペンテス・アラタ」
-Nepenthes alata-


ウツボカズラ科・ウツボカズラ属

熱帯アジアに広く分布
  赤道付近の暑い地域、高温多湿の場所に育っています。
私たちが目にするものは、鉢植えが多いのですが、実際はつる性で、木に巻き付いて育ちます。
写真をよく見てください。ウツボカズラの特徴は、このツボですが、これは花ではありません。このツボは、葉っぱの主脈の先端が伸びて、こんな、徳利のような袋を作っています。
この中には、消化液が入っていて、蓋が開くと、蓋の裏に蜜腺があり、それを求めて寄ってきた虫を誘い込み、溺れさせ、消化して、自分の栄養にします。
じゃ、花はどれ?
成熟すると、穂になった、花を咲かせます。これは、まだ幼い鉢植えなので、別種の 「ネペンテス・トランカータ」の花を、ご覧下さい。大小はあっても、大体このような花が咲きます。

ネペンテス・アラタは、大小さまざま、色も赤系統のものもあります。

(名古屋市立東山植物園・サンギャラリー西側)

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