数あるウツボカズラの中でも大型です。 よく、熱帯植物の紹介本なんかに出てくるような巨大ネペンテスで、これならば、虫どころではなくネズミなど小動物も入れそうです。 ウツボカズラは、葉の先端が伸びてつぼ(捕虫嚢)をつける仕組みですが、これだけ大きなつぼを支えるために、 この葉、先の方が二つ折りの軍配状になり、厚い葉を二重にすることで強度を保っているようです。 蓋が開いたばかりのときは、衿の部分は、内側に折れ曲がっています。完全に開いた衿の内側を触ってみると、ネズミ返しのようになっていて、 虫が簡単に逃げ出せない仕組みになっていますよ。 2014年には株も大きくなり、下の二枚のような、立派な雌花が咲きました。 |