日本には、江戸時代に、もう入ってきている植物。でも、あちこちで見かけるほどでもありません。 和名の「蝶豆(チョウマメ)」は、丸い大きな花をチョウに見立てての命名です。英名も、バタフライ・ピーです。 スウェーデンの植物学者、カール・フォン・リンネは、花の真ん中の、小さな二枚の竜骨弁(りゅうこつべん)を、女性の体の一部に例えて、学名をクリトリアと名付けたことは、有名な話ですが・・・ちょっとね。 葉は,飼料に、花の色素は、リトマス液の代わりに、根は、下剤に使われます。 花の仕組: 多年生のつる植物で、4-5センチの花が、葉腋に一個だけ付きます。マメ科の花では、この花弁を旗弁(きべん)と言い、普通は、上を向いているのに、これは、果柄が折れ曲がって、下に来ています。 このように、旗弁の位置が、逆さのものには、他にも、「アメリカデイコ」に見られます。 普通のマメ科の特徴は、「こちら」 で、よくわかります。 |