ぶら下がって咲く花の様子から、仏具の瓔珞に見立てて、瓔珞草(ようらくそう)という名前もあります。 湿り気の多い、半日陰が好きな植物で、以前は、里山の入り口付近などでよく見かけましたが、最近は、あまり目にしなくなりました。 少しいびつなハート型の葉をつけ、花は、先に左の写真のような雄花が、その後、花と茎の間に、三つの稜のある子房がある雌花が咲き始めます。 これは、ベゴニア属全体に共通して言えることです。 秋に咲く海棠という名前ですが、この花は、秋を待たず2007年8月のお盆に、園内合掌線で咲いていました。 |