「スギノハカズラ」
( アスパラガス・デンシフロルス・スプレンゲリー)
-Asparagus densiflorus 'Sprengeri'-


ユリ科・アスパラガス属

南アフリカ原産
    観賞用アスパラガスの仲間です。
隣に植栽されている「シノブホウキ(アスパラガス・セタケウス)」からひと月ほど遅れて咲き始めました。
茎には、葉が変化したトゲがあり、あたかも葉っぱのように見える仮葉枝(かようし)あるいは葉状枝(ようじょうし)が、 茂っています。杉の葉を連想させることから、和名がついたようです。
花は、総状花序で、5ミリに満たないほどの小ささ、花が咲く茎は決まっているようで、この1本に集中していました。
成長初期は立ち上がるものの、すぐに横へ広がる性質を利用して、いけばなやハンギングなどに使われています。
(2006年6月末撮)
2007年春には、5ミリぐらいの赤い果実があちこちについていました。

(名古屋市立東山植物園・中央ヤシ室)

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