「サンショウモ(山椒藻)」
(サルウィニア・ナタンス)
-Salvinia natans-


サンショウモ科・サンショウモ属

本州からヨーロッパ、アジア、アフリカまで分布
  低地の池や水田に生育する植物で、浮遊性・水生シダの 仲間です。
楕円形の小さな葉が二つ折りのようになって丸まって互い違いについています。この形がサンショウ(山椒)のイメージだというのが語源のようです。 葉の表面には、水滴をはじく毛状突起が沢山あります。
持ち上げてみると、ひげ根が見えています。しかしこれは、根ではなく浮くために変形した葉なのだそうです。
つまり、葉は3輪生で、そのうちの一つが、根のように形を変えるのだと、 全国農村教育協会出版の、ミニ雑草図鑑にはありました。
そして、葉の裏にはシダのように、胞子をつける部分があるらしいのですが、これは季節を追って観察しないと分からないもののようです。
4枚目の写真は、サンショウモと「オオサンショウモ」が並んでいます。

更に詳しくは→「こちら」
をご覧ください。

(名古屋市立東山植物園・多肉植物室裏の中庭の水槽)

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