「オオサンショウモ(大山椒藻)」(サルヴィーニア・アウリキュラータ)-Salvinia auriculata-

サンショウモ 科・サンショウモ属

熱帯アメリカ原産
英名は、Giant salvinia 学名に、Salvinia molesta を当てるときもあります。同義語なのか不明です。
浮遊性の水生シダの一種で、花はありません。無性生殖で増えていきます。胞子で越冬するのだそうです。
「サンショウモ」と同じように葉を二つ折りにしますが、こちらの方がオオがつくだけあって大きさは全く違います。

アクアリウムなどの水草として導入されたものが、逸出して野性化したと見られています。

まるでひげ根のように見えていますが、実は変形した葉だそうで、付け根部分で束になっているようにも見え、面白いですね。 このひげ根状の葉に、季節によっては、胞子嚢の丸い粒々がつくようです。

資料を探しているうちに、オオサンショウモの表面の毛が、泡立て器の先のようという表現に出会いました。慌てて、アップで撮った画像を、拡大してみると、 なるほど!、先端はくるりと巻いた不思議な形をしていました。
まっすぐの毛ではなく、巻き込むことによってのメリットは、空気との接触面を増やし、水をはじく役目を果たしているのだそうです(朝日百科「稙物の世界」より)。
最後の写真は、サンショウモとの大きさの比較です。右側オオサンショウモはハマグリぐらいのサイズです。

(名古屋市立東山植物園・多肉植物室裏の中庭の水槽)

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