「サガリバナ」(バーリングトニア・ラケモサ)-Barringtonia racemosa-

サガリバナ科・サガリバナ属

東南アジアの熱帯から亜熱帯に分布
日本でも、奄美大島以南に、自生しています。
海岸近くの、やや湿潤な場所や、谷川に生育する常緑樹で、大きなものは、10メートル位になるようです。
2〜30センチほどの大きな葉っぱが集まり、その中心から(まれに、葉が落ちた後からも)、20センチから60センチの花序を伸ばし、花の重みで、垂れ下がります。

2015年5月、水生植物室で、地植え・鉢植え、殆ど同時に開花しました。

サガリバナの花は、夜開性なので、日中は、開花準備中のツボミか、咲き終わってしまった、残骸を見ることが多いのですが、沖縄では、昼ごろまでは開いているようで、植物百科「植物の世界」では、12時半に撮った、開花中の写真が載っています。

私が、見に行った昼ごろには、既に、しょぼくれた状態で、でもまだ落花せず、ぶら下がった状態でした。
開花中が見られず、うーん、残念!

でも、朝一で、お出かけになった方が、結構いらっしゃったようで、開花中の画像を、複数の方に、見せていただくことが出来ました。
今回は、画像をお借りして、ご紹介したいと思います。
植物園をわが庭のように愛して、写真を撮りに来ていらっしゃる、あさやんさんからの、ご提供によるものです。
3、4枚目は、私が目撃した、日中の姿。そして、最後は、よその植物園で見かけた、落花です。

花弁は4枚、白っぽいもの、ピンク色もあるようです。雄しべの数が、すごいですね。
夜間は、芳香があるようですが、私が見に行った時間には、もうありませんでした。

最後の果実は2017年7月末のものです。
なお、以前、別のサガリバナが咲いたことがありましたので、参考までに、「バーリングトニア・アクタンギュラ」も、ご覧下さい。

(名古屋市立東山植物園・水生植物室)

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