10メートルから15メートルぐらいになる木です。 マングローブの一種で、淡水域に育ちます。 花序は、40センチほど、夕方から咲き出し、夜中に最盛期を迎え、朝には落ちてしまう花ですから、温室のガイドボランティア中では、なかなか見ることが出来ません。 木材としての利用価値は低く、簡単な家具か、燃料にされることが、多いようです。 この花の写真は、夕方、水生植物室を訪れた、ガイド仲間のうた子さんの提供によるものです。 珍しい植物や雑貨を置いてある店に、この仲間の、バーリングトニア・アジアティカ「ゴバンノアシ」という、ちょっと変わった形の、大人の手のひらサイズの、大きな果実が売られていることがあります。食べるためではありません。発芽させて、観葉植物として、楽しむためです。 漢字で書くと、碁盤の足、あの足に似ていることから付いた名前です。 この、存在感のあるゴバンノアシを、シンガポールで、見たことがありました。同じサガリバナ科でありながら、こちらは、どうも、上を向いて咲くようでした。「↓」 (名古屋市立東山植物園・水生植物室) 「花夢ギャラリー」はリンクフリーですが、画像などの無断転載はお断りします。 Copyright (c) g-kamu.com All rights reserved. ★「花夢」トップへ ★水生植物室へ ★「花夢」収録一覧へ |