乱れ雪は園芸名で、葉の縁に、白い糸のような繊維がほぐれてくるところから付けられたものです。 細長く、とがった葉っぱが、こんもりと丸い形になり、真ん中から、花序を伸ばします。 2011年夏、猛暑の中、花茎は天井につかえてしまいました。花は、下から順に開いていきます。 サガロ室には、この仲間、「オオミダレユキ」がありました。 「ました」と過去形なのは、この手のリュウゼツランは、花茎をつけると、その株は枯れてしまうのです。タネを作り、子孫を残すことも可能ですが、雨の少ない土地柄、 タネが落ちた時と雨のタイミングがうまく合わないと、無駄になってしまいます。 乾燥した場所で、子孫を残す手立てとして、脇から子株(クローン)を出してきます。 |