「マスデバリア "マチュ・ピチュ"」
-Masdevallia Machu Picchu-


ラン科・マスデバリア属

交配種
Masdevallia ayabacana (マスデバリア・アヤバカナ)とMasdevallia coccinea(マスデバリア・コッキネア)の掛け合わせです。
マスデバリアの原産地は、アンデスの高地を中心に、メキシコからブラジルにかけての雲霧林で、そのほとんどは、10センチ程の小型株です。
三つに分かれた奇妙な形は、萼片が合着したもので、側花弁や唇弁は殆ど退化してしまったかのようで目立ちません。
高温多湿を好む植物はたくさんありますが、この仲間は高温が苦手、名古屋の夏は過酷です。13度前後の低温多湿が好きなのです。

マスデバリアの名前は、スペイン王室の侍医で植物学者、Jose Masdevall から来ています。

(名古屋市立東山植物園・サガロ室)

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