苞の間から、ひとつずつ咲いていきます。 スピラリスはスパイラルから、葉っぱのつき方がくるくると螺旋(らせん)状にカールすることからつけられた名前です。 弱い光線も無駄にしないで、それぞれの葉が受け止められるように、という植物の知恵でしょうか。 ある日、落ちている花を見つけ開いてみたら、中は空っぽでした。花糸類は、重なり合った苞の中に残っているのでしょうか。 同じように螺旋状に葉をつける「コスツス・メガロブラクテア」との違いは、 こちらは葉に毛があること。葉先に向かってやわらかい毛がびっしりと生えています。 また、花は、葉序の先端に付き、色も違います。 |