「カワラナデシコ」
(ディアンツス・スペルブス)
-Dianthus superbus L. var. longicalycinus-

ナデシコ科・ディアンツス属

日本、東アジア原産
    ハギ、キキョウ、クズ、オバナ(ススキ)、オミナエシ、フジバカマ、と共に、秋の七草の一つです。 本来は6−7月に河原や堤防、道路の法面など日当たりのいい場所に咲くのですが、温室では、 これからようやく春本番という時期に、早くも展示されました。
写真のように、二種類の花があります。
これは、オシベ先熟という「クサギ」などにも見られる現象で、オシベの方が一週間ほど先に出てきて、 そのあと、メシベが顔を出します。
利尿剤なとに、種子も含めた全草、生薬として利用されます。

(名古屋市立東山植物園・ 西花卉 室)

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