これもラン?といいたくなるような花ですね。 この写真では、構造がちょっと分からないので、 「ラン、その魅力のすべて」(同胞舎)という本の中の紹介記事を参考までに載せておきます。 「円錐形の偽球茎は、高さ4〜5センチ、長さ15センチの長楕円形の葉を1枚頂生する。花茎は苞に包まれ、 線状の花を散形状につけ、払子を思わせる。側花弁と唇弁はきわめて小さい。中高温性、秋から冬に開花。」 *払子(ほっす)=獣毛や麻などを束ね、柄をつけた僧の使う法具で、煩悩を払う儀式などに用います。もとは印度で虫や塵などを払うのに用いたのだそうです。 ちなみに種名のメデューセは、ギリシア神話のメデューサから派生しているとのことなので、興味のある方は、 「こちら」へどうぞ.メデューサの髪の毛に例えたのでしょう。 |