「ベンガルボダイジュ」
(フィカス・ベンガレンシス)
-Ficus benghalensis-


クワ科・イチジク属

インド・熱帯アジアに広く分布。
バンヤンジュ(Banyan tree)という名前もあります。
インドでは、長命と豊穣のシンボルとして神聖視されています。 インドゴムノキや「ガジュマル」と同じ、クワ科イチジク属で、枝の脇にイチジク状果がつきます。 本来30メートルにも達する高木なのですが、温室内では、剪定されてしまうので、 この果実も、最近はあまり見かけなくなっていましたが、2012年、鉢植えのイチジク状果をみつけました。葉腋に数個つくようです。
このイチジク状果、一円玉よりちいさめです。

「イチジク状果」メモ
花序が、多肉質の壷状となるイチジク型で、この内側に、本当の果実がたくさんつくものを言う。隠花果とも言い、フィカス属特有のもの。 その受粉には、特定のハチが関与していることが多い。

(名古屋市立東山植物園・中央ヤシ室 )

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