和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。 英名のPassion Flowerは、キリストの受難(Passion)に由来する。 それは、16世紀に原産地に派遣されたイエズス会の宣教師たちがこの花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという 「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用したためである。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、巻きひげはムチ、 副冠は茨の冠、5枚の花弁とガクは合わせて10人の使徒、葉は槍などと言われた。 ・・・以上、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より |