銀灰緑色の葉や苞の色と、紫の花、茎の周囲の赤がとてもきれいな種類です。 中南米室の窓のところに、さりげなく置かれています。 鉢には入っていませんね。 土が無くても生きられることを売りにしている「エアープランツ」の仲間です。 ずんぐりしたつぼ型になるタイプで、ストレプトはねじれた、フィラは葉、でその形態を表していますが、 これは水分を欲しがるタイプ。 あまりに葉がくるくる巻き始めたら、そろそろお水が欲しいよの時です。 こんなときは、たっぷりの水にソーキング・浸してあげましょう。 エアープランツとは、パイナップル科チランジア属の植物の愛称です。自生地では、木や岩に着生していて、 根からではなく、大気中の水分や養分を葉から吸収する仕組みを持っています。 このことからエアプランツ( 空気植物とか空中植物)と呼ばれています。 メキシコからニカラグアの自生地では、茎にアリを住まわせる「アリ植物」として知られています。 このアリ植物というのは、植物の体内に、アリの住処を提供し、葉や茎からの分泌物や種子の付属物などを 食料として与える代わりに、他の昆虫からの食害を防いでもらったり、 種子を運んでもらったりする仕事をしてもらい、またアリの分泌物を吸収して栄養分にしたり、とアリと共生する植物の ことです。 |