ラフレシア(Rafflesia arnoldii)、ラフレシア科(近年の遺伝学的研究では、
トウダイグサ科の中に含まれるようですが)、という植物をご存知でしょうか? 最後の写真のように保存された状態を、かつて、花博や花フェスタなどでご覧になった方も多いかと思います。 熱帯雨林の中で咲く、世界で一番大きな花、と言われています。 あの巨大で奇妙な花は、他の植物に取り付く寄生植物です。 自分では根を張らないで、寄生先の植物から、ちゃっかり養分を頂戴して、一生を終えます。 この巨大な花ラフレシアの寄生先(宿主)の中に、このテトラスティグマが含まれています。 前置きの方が長くなりましたが、つる性で、天井に広がるこの木は、ブドウの仲間で、小さな花を沢山咲かせますが、大きくて立派な葉の陰で、目立ちません。 2008年は、窓際で縮こまっていた木を、職員さんが天井に大きく広げたせいか、珍しくたくさん花がつきました。 |