グロッバ属には、ユニークな花が多いのですが、これもその一つです。 花茎の先端が垂れ下がり、角を付けたような小さな黄色い花が、次々咲き房になります。 そして、花のあとには丸いものが・・・。ムカゴです。 ムカゴと聞いたら、ヤマノイモなどを思い出しませんか? 他にも、ムカゴをつける植物はあります。 ムカゴとは、胎芽ともいい、芽の一種です。 普通は、母株は、果実を作り、その中に種を準備し、その種が、地上に落ちて、次世代を作りますが、ムカゴは、種子を作る労力を使うことなく、芽の一部が多肉化し、小さな塊となって落ちて、そのまま発芽する能力を、備えています。 ムカゴをつける植物には、オニユリやノビル、シュウカイドウ、カラスビシャク・・・他にも、いろいろあります。 「グロッバ・ウィニティー 」 も房状に垂れ下がっている花です。 ウィニティーは、ダンシングガール、これは、イエローダンシングガールという英名があります。 |