「スモークツリー」
(コティヌス・コッギグリア)
-Cotinus coggygria-

ウルシ科・コチヌス属

南ヨーロッパからヒマラヤ東部、中国にかけて分布
今、サンギャラリーの仮入口近くの鉢植えで、こんな姿が、見られます。普通は、地植えにする樹木です。
花は、とても地味で、葉に埋もれて、気づかれないことが多いのですが、花が終わった後に、花序は羽毛状になり、うっすら色づいて、その状況が長いので、最近は、ドライフラワーとして、流通しています。

園芸品種もあり、この羽毛状の部分が、ピンクであったり、紫がかったりして、きれいです。

「ハグマノキ」「カスミノキ」「ケムリノキ」とも呼ばれます。
ハグマノキという名前の由来は、朝日百科によれば、「この果序の様子を、白熊(はぐま)=ヤクの尾の白い毛でつくる払子(ほっす)=僧侶が手に持つ仏具の一種、にみたてたもの」となっています。

これは、園内の植栽場所で、過去に撮った画像です。

(名古屋市立東山植物園・サンギャラリー仮入口付近・鉢植え)
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