浮き草の芸術品。重なり合うことなく、きれいに放射状に伸びた葉が、なんとも魅力的ですね。 花は、さほど目立たないのですが、花がなくても、葉だけで十分鑑賞に耐えますよね。水面を彩るパッチワークのようです。 この葉っぱの構成はどうなっているのか・・・、ちょっと失礼して、持ち上げてみました。 長い茎で本体とつながっていて、葉序の先端から放射状に出る葉の葉柄の長さが、なんと上から下まで微妙に違っていたのでした。 つまり、下の方へ行くほど葉柄が少しずつ長くなっているため、持ち上げた葉序を水に戻すと、またパッときれいに広がります。 どの葉っぱもみな光を浴びて、光合成が出来るようにと、この植物の知恵なのですね。 |