「ロウソクノキ(蝋燭の木)」
(パルメンティエラ・ケレイフェラ)
ーParmentiera cereiferaー


ノウゼンカズラ科・パルメンティエラ属

メキシコからコロンビア原産。
高さ6〜7メートルになる常緑樹です。
この花から、なぜロウソクノキといわれるかは、想像がつきませんね。
実は、この花の後に出来る果実が、細長く黄色くてつややかで、30センチから、 原産地の長いものでは120センチぐらいにもなります。
あたかもロウソクがぶら下がっているように見えるからなのです。
英名も、Candle tree (キャンドル・ツリー)です。 完熟した果実は、牛の餌となるようですが、結実しにくいそうです。
絞り染めのような、でこぼこした花びら、翼(よく)のついた葉の形も特徴的です。

2019年秋、サンギャラリー西端の地植えのロウソクノキに、白花と果実が付きました。余りにも地面近くについたため、果実は、寝そべってしまいました。 左の写真は、温室の写真をたくさん撮っていらっしゃる、あさやんさんにお借りしました。左奥に緑の果実の尻尾が見えています。
右は、2020年1月。今年初のボランティアの時の画像です。

2020年7月、目線の位置に、ぶら下がった果実が見られました。
そして、同じ7月の終わり、また別のロウソクが、足元に寝そべっていました。


(名古屋市立東山植物園・中南米産植物温室鉢植えとサンギャラリー西・食虫植物室近く)

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