和名をタチバナアデクといいます。 日本では、青果市場では、私はまだ見た事がありません。どうやら、果皮が薄く、流通に向かず、ブラジルから輸入されることはないようです。 カボチャのように稜があり、ミニトマトのような赤い果実は甘酸っぱく、完熟したものは、生でも食べられるし、お菓子やアイスクリームに加工することもできるようです。 二枚目の画像のように、花に先駆けて出てくる新葉は、柔らかな赤い色です。 ピタンガ(Pitanga)とはブラジルの土着民族の言葉ツピー語で「赤い果実」という意味、だそうです。 樹皮は、現地では下痢止めなど薬用にも使われているようです。 サンギャラリーの鉢植えにも、真っ赤な実がつきました。 真っ赤な果実は、数日すると、ぽたぽた落ちます。拾って、開いてみると、真ん中に、1センチほどの種子が一個あるのでした。 |