パナマの国花です。白い花が、鳩を連想させるのでしょうか、ハトランという和名があります。 しっかりしたカップ状の花を咲かせ、甘い香りがします。 丈が高く、1.5メートルはゆうにありました。 パンダ並みの絶滅危惧種で、ワシントン条約にも記載されているランです。 絶滅寸前になった理由は、自生地の熱帯雨林の減少にあります。 宅地に造成されたり、焼き畑農業でどんどん雨林が減っています。 自生地をなくした植物は、別の場所で植栽されても、花粉を運んでくれる昆虫や鳥たちも一緒に引っ越さない限り、子孫を残せず、 絶滅せざるを得ない運命にさらされます。 |