赤い苞(ほう)の間に、本当の花弁(紫褐色)が見えています。 赤い「苞」と、山渓の「カラー名鑑」では説明していますが、インターネットサイトでは、この部分を副蕚(ふくがく)としているところがあり、 教えを請うと、その方の調べたのは、小学館の「園芸植物大事典」ということでした。 アオイ科には、ブッソウゲなど花の下の蕚が二重になっているものがあって、下のほうの蕚をふつう副蕚と呼んでいますが、 その呼び方も、本によっては小苞とするなど、学者によって、蕚とするか苞とするか、確立されていないようだと、教えていただきました。 |