林立するサボテンの様な多肉茎から、紙風船のようなつぼみが膨らんで、やがて15センチほどの大きな花を咲かせます。 胸元を飾るコサージュのような毛の密生したこの花、お世辞にも良い匂いとは言えず、ハエを呼び寄せるようです。 2008年の春、変な形のツボミがついて、成り行きを見守っていたら、どうやら閉鎖花だったようで、 弾けた中は、白い毛のついた種子が並んでいたとの報告がありました。 拡大写真は、我が家の鉢植えのもので、花びらを二重にしたような副花冠に囲まれた蕊柱(雄しべと雌しべが合着したもの)が、お分かり頂けると思います。 |