「ニオイシュロラン」
(コルディリーネ・アウストラリス’アトロプルプレア’)
-Cordyline australis ‘Atropurpurea’-


リュウゼツラン(=ユリ)科・ コルディリーネ属


ニュージーランド原産。

  本来コルディリーネ アウストラリスの葉は緑色ですが、アトロプルプレアがつくと、葉裏が赤紫ののものを指します。 高さは10mにもなり、日本の暖地では庭園木として利用されています。 最近、この幼木は寄せ植えの材料によく使われています。
ところで、この和名、ニオイシュロランですが、どんな匂いがするのでしょうか。
近寄ってみると、かなりきつい匂いです。でも、少し離れて、風に乗った香りはやさしくいい匂い。 この花は5−6月に咲くのですが、4−5月に咲く、つる性の「ハゴロモジャスミン」の香りに似ています。

(名古屋市立東山植物園・多肉植物室後 )

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