「ムラサキアサガオ」
(イポメア・ニル”バイオレット”)
-Ipomoea (=Pharbitis) nil cv. Violet-


ヒルガオ科・イポメア(サツマイモ)属

熱帯アジア原産
  小さな子供でも知ってるアサガオ。
記憶に新しいところでは、宇宙飛行士の山崎直子さんが、二週間の宇宙への旅に同行したのもアサガオの種です。

最近は、少し遅めに咲く大型品種が増えましたね。といっても、昔から花弁の形や花茎20センチもの大きさを楽しむ変化朝顔というのがあり、好事家の間では親しまれてきました。

このアサガオ「ムラサキ」は、花成生理学などで使われていて、私たちが、きれい!大きい!なんて感動している陰で、開花条件などの地道な研究が積み重ねられています。

幼苗でも花をつけるので、大きなネットに這わせなくても花が楽しめることが、特徴のようです。
気温が25℃では4時間以上の連続した暗い条件があれば花芽が出来る。また、芽生えの段階で、16時間連続暗期を1回与えるだけでも花芽がくる「絶対的短日植物」という表現が、資料にありました。

葉は、イヌの顔のように、小さな耳がついていて、表も裏も毛だらけです。

(名古屋市立東山植物園・西花卉室鉢植え)

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