別名、ケープアロエ、アオワニ 「猛刺蘆薈」と書きます。蘆薈はロカイ、アロエの中国名です。 その前の猛刺が、この植物の特徴を表しています。 葉には鋭いトゲがあり、大型種です。日本薬局方に収載されているアロエ末やアロエエキスの原料植物の一つです。 円錐状の花を枝分かれして咲かせます。 葉を切ると出る黄色い液汁を固めたものが生薬のアロエ(蘆薈)で、その中に苦味物質アロインやアロエエモジンを含み、健胃薬や下剤として用います。 アロエの仲間は、絶滅の恐れのある野生動植物の国際取引に関する「ワシントン条約」の対象植物です。 |