学名に「x」が入っているときは、交配種を指します。 5弁のうち2枚が小さいオレンジ色の花は、葉の色に紛れて目立ちませんが、斑入りの葉、モミジのように切れ込んだ葉は最近人気で、コンテナガーデンなどに よく使われています。 ゼラニウムなのにペラルゴニウム属、ややこしい属名の成り立ちを、ネット上のフリー百科から、説明を借りました。 これを読んでも、ますますこんがらかりそうな命名です。 ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)とはフウロソウ科に属する植物の属。 多年草、多肉植物、低木など約200種がある。 一般的な園芸植物であり、約20の種から数百の品種が作られている。 普通、園芸植物として栽培されるものはゼラニウムと総称されるが、紛らわしいことに、 ゼラニウムとは同じ科のゲンノショウコなどが含まれるフウロソウ属(Geranium)のことでもある。 この二つの属に属する植物は元はGeranium属にまとめられていが、1789年に多肉質のPelargonium属を分離した。 園芸植物として栽培されていたテンジクアオイ類はこのときにPelargonium属に入ったのであるが、古くからGeranium (ゼラニウム、ゲラニウム)の名で親しまれてきたために、園芸名としてはゼラニウムの呼び名が残ったのである。 園芸店などでも、本属植物の一部をラテン名でペラルゴニウム(Pelargonium)で呼び、その一方で本属植物の一部を「ゼラニウム」 と呼んでおることがあり、これらは全然別の植物のような印象を与えていることがある。 ペラルゴニウムとゼラニウムを意識的に区別している場合は、ペラルゴニウム属のうち一季咲きのものをペラルゴニウム、四季咲きのものをゼラニウムとしているようである。 最初に栽培されたのは南アフリカ原産のPelargonium tristeである。 いかがでしょうか。 |