「コーヒーノキ」(コフェア・アラビカ)
-Coffea arabica-


アカネ科・コーヒーノキ属

エチオピア原産。
    今や世界中の人たちに愛飲されている珈琲。 栽培地では、花は周年咲き、実が熟すまで8-9ヶ月要するそうです。
果実は緑色から赤く変わります。この果実の中に種子が二個ずつ入っています。これが焙煎されてコーヒー豆になります。

花はジャスミン系の香りがしますが、種子は青臭く、焙煎して初めてあの香りが出てくるのです。
先日、コーヒー豆を買ったら、コーヒーノキを育ててみませんか?と、写真のような種子3個が、おまけについてきました。焙煎前ですから白いです。
コーヒー豆をみると、半球型の二個が抱き合わさっていた部分に細い溝があります。花軸の跡なのですね。 「コーヒー豆の仕組み」

(名古屋市立東山植物園・ハワイアン室 )

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