「キューガーデン、パーム・ハウス」
ーpalmhouseー
王立植物園
「ロイヤルボタニックガーデン・キュー」

キューガーデンは、イギリスが誇る、世界最大の植物園です。
121ヘクタール、約40万坪という広さもさることながら、現在植栽されている植物の種類は、約4万種以上で、 これは、地球上に存在する植物の、約10分の1にあたります。
この王立植物園は、公園であると同時に、いくつかの部門からなる科学機関であって、世界中から集められた、 生きている植物や標本にした植物の正確な照合を主業務にしています。
また、実利的なものや、装飾的な生育材料の分配所、及び、検疫場所でもあり、最近は、危機に瀕した植物の保護にも力を入れています。

広大なキューガーデンの中で、この写真は、パーム・ハウス、熱帯植物が収められている場所です。
寒いイギリスでの温室維持、先進国ならではの発想でしょう。
建築家デシマス・バートンの設計によるもので、船底をひっくり返したような形をしており、総ガラス張りながら、安定を保っていると言われます。

私が、ガイドボランティアを始めて間もないころ訪れた場所です。


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