英名が Ginger lily なので、最近は、ジンジャーといったほうが通りがいいかもしれません。 晩夏から秋にかけて、1-2メートルぐらいのミョウガのような葉の間から、チョウが舞っているような、 白い花を咲かせます。夕方から、甘くやさしい香りがしますよ。 観賞用は勿論、花から精油を採るために栽培されています。 和名ハナシュクシャは「花縮砂」、本によっては、シュクシャと書いてあるのも見かけますが、 シュクシャは、学名がAmomum xanthioidesで、濃紅色の花が咲き、その種子は、健胃の漢方薬です。 また、香辛料のショウガと同じような根茎を作りますが、学名も違い、まったく別のものです。 キューバ共和国やニカラグア共和国の国花にもなっているのですね。 |