「 ヒコウキソウ 」
(クリスティア・ウェスペルティオニス)
-Christia vespertilionis-

マメ科・クリスティア属

中国南部〜インドシナ半島原産

    別名:コウモリホオズキハギ
種小名のvespertilionisは、コウモリを表しています。

2005年の夏、園芸店でこの鉢植えを見つけたとき、本当に驚きすぐ買い求めました。 これまで、見たことのない形状の葉だったからです。

とても華奢な感じで、ちょっとした風にも、ひらひらと葉を揺らせます。

葉は、学名がコウモリなのに,日本人の感覚にあわなかったでしょうか。ヒコウキになりました。 紙飛行機のようでもありジェット機のようでもあり、また、飛行機の尾翼ともいえる三角です。 葉脈に沿って赤い色が入り、なんとも変わった葉なのでした。
葉があまりに面白いので、花が目立ちません。 秋口に、5ミリほどの小さな小さな花をつけます。

低温には極端に弱いようで、我が家の鉢植えは、一度ぐっと冷え込んだ日があっただけで、あっという間に葉も茎も真っ白になってしまいました。

葉脈に沿って、赤い色が入っているのが、3枚目の写真でお分かりいただけると思います。

葉っぱが、赤い種類も、展示されることがあります。

(名古屋市立東山植物園・中央ヤシ室入り口)

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