中南米産植物室の奥、パイナップル科の植物が、ずらりと並ぶ場所、崖っぷちという感じのところに、5月ごろにひっそりと花をつけます。 そして、花が終わると、青い花なんか無かったかのように、赤い、松ぼっくり状に変身します。 このきれいな、濃いピンク色の松ぼっくりみたいなもの=花苞(かほう)と言い、自然界なら、その中で、果実が出来つつある状態なのです。 サイズは、小さめ松ぼっくりと同じぐらいです。 ロゼット状に展開した葉の間から、顔を出している赤い松ぼっくり、といった感じです。 でも、この姿も、なかなか魅力的、花が終わっても長く楽しめる植物ですよね。 青い花の写真は、あさやんさんからの提供です。私が写したときは、少し時期がずれて、良い花写真が撮れなかったので、ありがたく、お借りすることにしました。 |