「ドロセラ・アデラエ(赤)」
ーDrosera adelaeー
モウセンゴケ科・ドロセラ(モウセンゴケ)属
オーストラリア熱帯降雨林原産
食中植物の一種。捕虫葉に無数にある繊毛から粘液を出して、小さな虫を絡めとります。
きらきら光る粘液は、空気中の湿度に呼応していて、湿度が低くなると、この現象は見られなくなります。
ほっそり長い花序を伸ばし、濃いえんじ色の5ミリほどの小さな花をひっそりと咲かせます。
白花種というのもあるようです。
2010年の展示では、シソの実のような黒い果実がずらっと並んでついていました。
食虫植物に詳しい方にお聞きすると、ドロセラの果実は、発芽力が低く、株分けで増やしていくのがいい、ということでした。
(名古屋市立東山植物園・食虫植物室前)
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