常緑多年生の着生ランです。 以前は、5月に展示されたので、こどもの日に備えて兜(かぶと)型のランが出てきましたね・・・と思ったら、アンテナツムとはアンテナに似たという意味だそうです。なるほど、アンテナのように、ピンと立ってますね。この部分は、側花弁に当たります。 ちなみに英名は、rabbit ear orchid=ウサギの耳のようなラン、なのでした。 2014年は、夏に展示され、一個だけ、結実しました。花の基部が、膨らんでいます。この状態から、しばらくして、ガイド仲間の京子さんが、黄変し、裂開して、タネが出てしまったのを見つけ、画像を、提供してくれました。どんな種だったのか・・・、あたりには、何も、見当たらなかったそうです。ラン特有の、微細な粒だったのかもしれません。 絶滅危惧種に指定されているようです。 |