葉脈に沿って入る、白い筋が、美しい植物です。 サトイモ科の葉っぱには、よく似たものが多く、迷います。 この葉っぱに、そっくりなのに、アンスリウム属ではなく、フィロデンドロン属の「ビロードカズラ」というものもあります。 模様だけでは、これだとは断定できないので、茎を触ってみました。 資料での見分け方は、茎は、四角形とあります。写真のように、はっきりした四角ではありませんが、二本の稜が見られます。 サトイモ科の花は、肉穂花序(にくすいかじょ)=穂状花序の主軸が肉厚に膨らんだもの、太い肉質の中軸の周囲に無柄の小花が密生しているもの、という形をとります。6枚目の写真は、個々の花がきれいに並んだ状態です。そして、最後の写真は、完熟した果実です。 栽培して流通、というシステムには乗らない、高温と日陰が好きな植物です。 |