「ベゴニア・レニフォルミス」
-Begonia reniformis-

シュウカイドウ科・ベゴニア属

ブラジル原産
別名はBegonia palmifolia
英名は、Grape-leaf begonia、つまり、ブドウの葉っぱに似ているということです。
全部ではないけれど、ブドウのように、浅い切れ込みが入る葉があるからです。
この花が面白いところは、ベゴニアの雌花は、翼状突起(よくじょうとっき)つまり、花弁の下の種をつける場所が、平たく飛び出しているのですが、普通はタネを納めている子房の3個が、均等に薄い突起がつくのに対して、この花は、一枚だけ、異様に、横に張り出します。
その突起のは、横から見ると、チョウが停まっているようにもみえます。
葉の裏は、赤みを帯びています。

ベゴニアの分類について、もっと詳しく知りたい方は、「こちら」をご覧ください。

(名古屋市立東山植物園・中南米産植物室入口)

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