アリさんが蜜を舐めに来るハラン?いいえ、アリサンは、台湾の阿里山です。
花は、とても地味で、咲いていても気づかれないことのほうが多いかわいそうな植物です。 花は地味ですが、ほら、この果実の色、うっとりするほどきれいです。しかし、花の数に比べて、果実は少ないですね。 ちなみに、私たちの身近なハラン(お料理の仕切りや押し寿司の個包装などに使われていますね)は、同じユリ科ですが、中国が原産の「Aspidistra elatior」という名前です。 |
<お・ま・け> 2021年早春、庭のハランの手入れをしていたら、ひっそりと咲いている花を見つけました!。 あの大きな葉の足元に、直径2〜3センチぐらいです。 葉の茂みの中、誰に見つけられることなく、踏みつけられることもなく、地面に張り付いています。 つぼみも開花も、あまりにも低い位置。一見、キノコのようにも見えることで、送粉者は、以前は地を這うナメクジ類と想定されていましたが、 今は、「キノコバエ」の仲間であろうという事です。
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