「アカリファ・ウィルケシアナの1種」
ーAcalypha wilkesiana cv.ー


トウダイグサ科・アカリファ(エノキグサ)属

 

アメリカ・アフリカの熱帯原産
  花は、花序の下から咲き上がって行きます。全部開き終わると、違った花のような印象ですね。
花弁はない花ということで、開いているのは苞(ほう)の内側です。

「キフクリンアカリファ」「アカリファ・ウィルクシアナ'ジャワ・ホワイト'」によく似ていますが、 どれも、花には観賞価値がなく、もっぱら、観葉植物として扱われています。
タグには、Acalypha wilkesiana 'Little leaf'となっているのですが、その名前では、資料が見つかりません。

終わりかけた花を一個、解体してみました。 定規の1メモリは1ミリです。この花随分小さいでしょう。苞を先ず外し、花弁と思われる部分を外してみました。基部に 小さな珠があります。では・・と、この部分を外すと、赤い小さな萼と思われるものがはっきりします。その中も毛だらけ。 中心にちょっと黄色い部分が見えるのですが・・何しろ小さい。1ミリの花の中を写しこむことは、私のカメラでは無理でした。 顕微鏡の世界です。   


(名古屋市立東山植物園・ハワイアンハウス)

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