つる性で丈夫な植物。10度もあれば開花し、0度まで下がっても、越冬できます。 二年目の茎は木化します。ウキツリボク(浮釣木)という別名もあります。 うちの庭にもあるので、一個を覗いてみました。 赤い萼(がく)を一箇所開いてみると、黄色い花弁がきれいに風車のように折りたたまれています。 自然の状態では、これ以上開くことはありません。 無理にこじ開けると、中には赤い筋が入っていて、甘い蜜が指に絡み付いてきました。 その先に顔を出しているのは、アオイ科独特の筒型に合着したオシベで、メシベは、筒の中に密かに隠れています。 アオイ科の「ハイビスカス」や 「フウリンブッソウゲ」と同じ仕組みですね。 |