淡いピンクから薄紫のラッパ型の花がまとまって咲くと、それは豪華です。 花期は短く、隣のブーゲンビレアと同じように天井に伸びているため、うっかり見逃すことが多いのが残念です。 開花中は、近くを通りかかると、ニンニクの匂いが漂っています。 初冬の一時期、鉢植えが西花卉室を飾ることがあります。 ラッパ型の花で、表からは、しべの状態が見えません。落ちていた花を、開いてみたら、3枚目の様な雄シベが収まっていました。真ん中のおチビちゃんが雌シベ? 開ききった花弁では、、萼(がく)の中に残っています、実を作る元の子房ができて、膨らんでいます。 2006年12月、下の写真のような実がなりました。 見た目には、サヤエンドウを縦に二つくっつけたぐらいの大きさですが、 これは、マメ科ではないので、お豆ではなく別の形の種子が入っているはずです。 他のノウゼンカズラ科の植物の種子のように、風に乗せるための綿毛のついた種子ではないか・・と想像しています。 2007年3月には、もう完熟の様相、白くなり、中の種子の形が外側から伺えるようになりました。 | |
実がなっているのを確認してから7ヶ月、2007年6月末、鞘ははじけました。 中に入っていたのは、ひらひらした翼を持つ薄っぺらい種子(1センチX2.5センチ)でした。 (名古屋市立東山植物園・サンギャラリー・東側天井、及び西花卉室では開花時鉢植えで) 「花夢ギャラリー」はリンクフリーですが、画像などの無断転載はお断りします。 Copyright (c) g-kamu.com All rights reserved. ★西花卉室へ ★サンギャラリーへ ★花夢」収録一覧へ |