英名がJerusalem sageエルサレムセージです。 花のまん中から、次世代の茎を伸ばして、段咲きになる花です。 茎も葉っぱも白い毛に覆われてふかふかです。 葉っぱには、かさかさした薄いものもあれば、しっかり厚手で、つやつやしたものもあります。 また、この葉っぱのように、しっかり毛を蓄えているものもあります。 では、この毛は何のためにあるのでしょうね。 葉の表面に、直接雨などの水分をつけたくない、つまりはっ水の為。 逆に空気中の水分を、毛の間に溜めて、保水の為。 暑すぎる場所で生育するための、遮光の為。 害虫に食べられにくくする為・・・などなど。生き残るための植物の知恵なのです。 うっすらレモンの香りがするこの花は、ドライフラワーやポプリなどに利用されるそうです。 |